座禅で帝王切開…
産休、あれやりたいこれやりたいと思っている気持ちとは裏腹に、つわりプラス重いお腹…動けない…
そして暑すぎる…真夏の出産予定日。妊婦は暑い、ものすごく暑い。
私の中にいる赤ちゃんはあまり動かない。
たまに水おちあたりに球体の固いものがグィーと現れる。蹴ったりはない。それもそのはず、
「この子はお腹の中で座禅組んでるなぁ。治らないかもなぁ」担当医師から言われた。
妊娠後期に逆子になってしまって、
毎日逆子を元の位置に戻す体操(結構キツイ)をしていたのに…(T . T)
最後の検診日に超音波映像見ながら医師は更に続けた。
「赤ちゃん6キロくらいあるなぁ」画像の頭の大きさから体重が算出される。
6000gの赤ちゃん⁉︎
私の体重は15kg増えてた…こんな増えたのはそういうことだったのか…
体重管理に厳しい先生もいるそうだが、幸い厳しくない先生で、妊娠後半ぐんぐん増えていた。
赤ちゃんが巨大。そしてもう体勢は変わらない。(普通は頭が下)
赤ちゃんは参道を通れないだろう…よって帝王切開決定である。
手術日が決まり、
私は陣痛を体験することなく、出産することになった。
8月17日 前日から禁食。点滴されて下半身麻酔。
脊髄に注射針を刺す。痛い。
下半身だけの麻酔のはずが私は意識朦朧。
手術室では何度も目を開けるよう言われた…
…ズルズルっとイヤな感覚。
「キャー」看護師さんの声で一瞬、意識が戻る。
引き出された赤ちゃんを見てのキャーだ💦
「この子目を開けてるーー」
目をぱっちり開けてキョロキョロして出てきたとのこと。(後日談)
赤ちゃんが泣かない。
バタバタしてる雰囲気。おしりたたいてとか…お湯に…とか聞こえる。
「ウギャー」泣いた。
ホッとしたら、夢の世界へ…
「お母さんお母さん!オメメぱっちりの元気な男の子ですよー」
あー良かった……本当に良かった…
再び私は夢の中へ
そこからはほとんど記憶がない。
私はとても麻酔が効きやすいことがわかった…
夫から聞いた話、夫は結局 病院泊。何度も麻酔医が部屋を訪れていたらしい
たしかに歯医者の麻酔も抜けるまで半日は要する。
先日の胃カメラでも帰れなくて、病院で休んでから帰宅した(⌒-⌒; )
医者は麻酔効きやすい…って言って欲しいらしい。でも他人になったことが無いから、どれくらいが普通の効き方なのか??わからないです。
意識が戻り、2915gにびっくり。
そして私のお腹がまだずいぶん大きいことにびっくり。増えた15kgは赤ちゃんではなく…私でした…涙
頭の大きな標準体重の赤ちゃんでした(^。^)
今はもっと正確にわかるのですか??
27年前はこんな感じでした〜
つわりも終わり、味覚異常も治り、食事が美味しい!幸せ〜と思った。その矢先、激痛が私を襲った。
えー陣痛??違うんです。子宮収縮です。縫い合わされている子宮がぐんぐん縮まる。これが激痛。聞いてないよ〜
私は、痛みを知らずに出産すると思っていたが、そんなに甘くはなかったのです。
産後、とにかく切ったお腹が痛い外も中も…
でも赤ちゃんのお世話が始まる…待ってはくれない!寝てられない…