non-biri56のブログ

子育て修了。夫とは平和的別居中。人生後半突入。思い出記録。

座禅で帝王切開…

産休、あれやりたいこれやりたいと思っている気持ちとは裏腹に、つわりプラス重いお腹…動けない…

そして暑すぎる…真夏の出産予定日。妊婦は暑い、ものすごく暑い。

 

私の中にいる赤ちゃんはあまり動かない。

たまに水おちあたりに球体の固いものがグィーと現れる。蹴ったりはない。それもそのはず、

 

「この子はお腹の中で座禅組んでるなぁ。治らないかもなぁ」担当医師から言われた。

妊娠後期に逆子になってしまって、

毎日逆子を元の位置に戻す体操(結構キツイ)をしていたのに…(T . T)

最後の検診日に超音波映像見ながら医師は更に続けた。

「赤ちゃん6キロくらいあるなぁ」画像の頭の大きさから体重が算出される。

6000gの赤ちゃん⁉︎

私の体重は15kg増えてた…こんな増えたのはそういうことだったのか…

体重管理に厳しい先生もいるそうだが、幸い厳しくない先生で、妊娠後半ぐんぐん増えていた。

 

赤ちゃんが巨大。そしてもう体勢は変わらない。(普通は頭が下)  

赤ちゃんは参道を通れないだろう…よって帝王切開決定である。

手術日が決まり、

私は陣痛を体験することなく、出産することになった。

8月17日  前日から禁食。点滴されて下半身麻酔。

脊髄に注射針を刺す。痛い。

下半身だけの麻酔のはずが私は意識朦朧。

手術室では何度も目を開けるよう言われた…

…ズルズルっとイヤな感覚。

「キャー」看護師さんの声で一瞬、意識が戻る。

引き出された赤ちゃんを見てのキャーだ💦

「この子目を開けてるーー」

目をぱっちり開けてキョロキョロして出てきたとのこと。(後日談)

 

赤ちゃんが泣かない。

バタバタしてる雰囲気。おしりたたいてとか…お湯に…とか聞こえる。

 

「ウギャー」泣いた。

ホッとしたら、夢の世界へ…

「お母さんお母さん!オメメぱっちりの元気な男の子ですよー」

あー良かった……本当に良かった…

再び私は夢の中へ

 

そこからはほとんど記憶がない。

 

私はとても麻酔が効きやすいことがわかった…

夫から聞いた話、夫は結局 病院泊。何度も麻酔医が部屋を訪れていたらしい

 

たしかに歯医者の麻酔も抜けるまで半日は要する。

先日の胃カメラでも帰れなくて、病院で休んでから帰宅した(⌒-⌒; )

医者は麻酔効きやすい…って言って欲しいらしい。でも他人になったことが無いから、どれくらいが普通の効き方なのか??わからないです。

 

意識が戻り、2915gにびっくり。

そして私のお腹がまだずいぶん大きいことにびっくり。増えた15kgは赤ちゃんではなく…私でした…涙

 

頭の大きな標準体重の赤ちゃんでした(^。^)

今はもっと正確にわかるのですか??

27年前はこんな感じでした〜

 

つわりも終わり、味覚異常も治り、食事が美味しい!幸せ〜と思った。その矢先、激痛が私を襲った。

 

えー陣痛??違うんです。子宮収縮です。縫い合わされている子宮がぐんぐん縮まる。これが激痛。聞いてないよ〜

私は、痛みを知らずに出産すると思っていたが、そんなに甘くはなかったのです。

産後、とにかく切ったお腹が痛い外も中も…

でも赤ちゃんのお世話が始まる…待ってはくれない!寝てられない…